こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
任意整理すれば、毎月の返済額を減らせるって本当なの?
確かに、任意整理することで、今よりも毎月の返済額を減額できる可能性はあるんじゃが、必ず減額できる訳じゃないんじゃ!
そうなんだ!任意整理で、どういった場合に減額できるのかを教えて欲しいな!
了解じゃ!今回の記事では、任意整理後の減額のシミュレーションや任意整理で減額できる条件を詳しく解説するぞ!
今回のブログでは、任意整理後の借金減額のシミュレーション、また任意整理で減額できる条件についても司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
今回の記事を読むと、任意整理に関する正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください!
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任意整理で借金を減額するための条件についても詳しく解説します!
任意整理の手続きの例を挙げますと、ご自身に100万円の借金がある場合のシミュレーションで3年で返済する場合の月々の返済額は約3万6千円になり、完済までに支払う利息の合計は約30万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約1万7千円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理での借金の減額効果がよく理解できると思います。
また、ご自身に200万円の借金がある場合のシミュレーションで3年で返済する場合の月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計は約50万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約3万3千円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理での借金の減額効果がよく理解できると思います。
このように、借金の返済をしていく上で、今後の利息がなくなるだけで、かなり月々の返済の負担は軽くなります。
しかし、お金を借りていれば、いつでも上記のように月々の返済額が減額できる訳ではありません。
今回は、任意整理で月々の返済額は減額できる条件について、詳しく解説いたします。
任意整理で返済額が減額できる仕組みを詳しく解説します。
任意整理とは、弁護士や司法書士を通して各債権者と交渉し、今後の利息をカットしてもらった上で、月々の返済の負担を軽くする手続きです。
消費者金融などの貸金業者は、契約者から受け取る利息によって利益をあげているため、利息を免除するのは消費者金融にとって大きな損失となります。
しかし、借金の返済ができなくなった債務者が自己破産や夜逃げをしてしまうと、借金の元金すら回収できなくなりますので、任意整理に応じててくれるというのが、任意整理の仕組みになります。
ただし、任意整理をしても、いつでも月々の返済額が減額できる訳ではありませんので、今回の記事では任意整理で月々の返済額が減額できる条件について、詳しく解説いたします。
条件1、借りてからの取引期間が長いこと
まず、任意整理という手続きは相手の債権者との話し合いの結果で、任意整理後の月々の返済額が下がられるかどうかが決まりますので、弁護士や司法書士に和解契約の主導権がある訳ではなく、いい条件の和解を引き出すには相手の債権者の歩み寄りが必要になります。
消費者金融などの貸金業者は、契約者から受け取る利息によって会社の利益をあげています。
ですから、長い取引期間がある場合の任意整理であれば、債権者は多くの利息を受け取っていますので、まあ元金だけでもゆっくり支払ってくれればいいかなといった対応になり、結果として利息をゼロにして長い期間の分割での返済を認めてくれます。
逆に、借りてからすぐに任意整理をしたいといったケースでは、債権者はまったく利益を受けていないという背景もあり、任意整理しても将来利息は付加されますし、短い期間での返済を求めてきます。
ですから、借り入れしたからの取引期間が短い場合は、任意整理をしても将来利息こそ少し減る可能性はありますが、ほぼ間違いなく毎月の返済額は増えてしまいます。
任意整理をする上で、相手の債権者から好条件を引き出せる取引期間は約3年以上で、1年以内だとなかなか条件は厳しくなる傾向があります。
ただし、これは各債権者によって条件が違ってきますので、どの業者がどのような対応をするかは、任意整理を多く取り扱っている弁護士または司法書士事務所でないと判断は難しいかもしれません。
もし、任意整理をお考えの方で、任意整理後の正確な返済額を知りたい方は、当事務所のような任意整理を多く取り扱っている事務所に問い合わせることをお勧めいたします。
条件2、任意整理に応じてくれる業者であること
任意整理で、いい条件の和解契約を結ぶためには、相手の債権者の対応次第ということはすでにお話しをいたしました。
例えば、取引期間が2年間でも5年の長い期間の分割返済でいいという債権者もいれば、2年以内で返して欲しいという債権者もいます。
また、借り入れしてから期間が経っていなければ、一括での返済しか受け付けないという債権者もいます。
ただし、ここでのお話しは任意整理後の利息や返済期間の話しであり、任意整理自体が出来ない訳ではありません。
しかし、はなから任意整理に応じないという業者もいて、読者の皆様も名前を知っている大手ではなく、その多くは中小企業である街金になります。
任意整理に応じない業者について、少し名前を挙げますと、ビアイジ、キャネット、プラン、もみじファイナンス、フクホーなどなど、といった業者になります。
ブラックOKといった広告を出している業者のお多くは、まず任意整理には応じてくれません。
任意整理に慣れていない事務所だと、こういった情報がありませんので、任意整理を受けてから和解が出来ないといった結果になることがあるため、任意整理についても多くの案件を扱っている事務所を選んだ方が、任意整理で和解ができないリスクや任意整理後の返済額が上がってしまうといったリスクが少なくなると思います。
それでは、今回のブログ「200万円を任意整理した場合の月々の返済額は?その減額効果は?」というテーマについての解説は以上となります。
また、当サイトを運営する司法書士法人ホワイトリーガルでは、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるかの「借金減額無料診断」も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。
それでは、司法書士の久我山左近でした。