借金を減らす裏技はある?自力返済と債務整理はどっちが正解?

司法書士法人ホワイトリーガル

こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

カワウソ竹千代

毎月返済しているのに、いつになっても借金が張らないよ〜!
なんとか早く借金を減らす方法ってないのかな?

久我山左近

借金は地道に返済していくのが1番なんじゃが、何も考えずに返済していてもなかなか借金は減らないんじゃ!
今回は、借金を早く返すためのコツや、いざという時に合法的に借金を減額する手続きの債務整理についても解説するぞ!

今回のブログでは、借金を早く返すためのコツについて、また合法的に借金を減額する手続きである債務整理についても司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
今回の記事を読むと、借金を完済する方法についての正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください!

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目次

借金を完済を目指すには、債務整理の

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借金減額のページをちょっと見てみる!
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あなたは、毎月の支払い額の中に、どれだけの利息があることを確認したことはありますか?
消費者金融や銀行からお金を借りている方や、クレジットカードのリボ払いを利用している方は、ちゃんと計画的に返済をしていかないと、なかなか借金が減ることはありません。

借金を早く減らす方法について解説いたします。

まず、借金を普通に返済して完済する方法においては、実は裏技のようなものはなく、以下の方法が完済への近道になります。

  1. 今までより毎月の返済額を増やす
  2. 返済した分を借り入れしない
  3. 家計を見直して無駄な支出をなくす
  4. 金利の高い借金を優先して返済する
  5. 繰り上げ返済を利用する
  6. 低金利のおまとめローンを利用する

⒈ 今までより毎月の返済額を増やす

当たり前ですが、借金を早く減らすためには、月々の返済額を多めに設定するのが重要なポイントになります。
借金の返済においては、消費者金融や銀行に対して、多くの利息を支払っていることになりますので、その利息より多くの返済額に設定することで、初めて順調に借金の総額が減っていくことになります。

毎月なんとなく返済している方は、一度支払い明細を確認して、自分が支払っている金額のうちいくらが利息として充当されているか確認する必要があります。
また、今の返済額でどれくらいで完済できるかのスケジュールをしっかりと立ててから、完済を目指すことが必要になります。

⒉ 返済した分を借り入れしない

借金の総額が減らない最大の理由が、返済した分で出来た融資枠で借り入れをしてしまったり、返済して出来たリボ枠でまた買い物をしてしまうことになります。
ですから、返済した分はそのままにして、元金を減らしていくことがとても重要になります。
もし、返済した分を新たに借り入れしなければならない状態が続いているようだと、後で解説する債務整理の手続きを検討した方がいいかもしれません。

⒊ 家計を見直して無駄な支出をなくす

毎月の借金返済が苦しい方は、家計を見直して無駄な支出をなくすのも重要なポイントです。
スマホやインターネットの料金プラン見直し、格安SIMへの乗り換え、不要な動画配信などのサブスク解約、生命保険のプラン見直しなど、毎月なんとなく引き落としされている支払いの中には、意外な無駄遣いが潜んでいるかもしれません。
ご自身の生活の中で、無理のない範囲で節約し、浮いたお金を返済に当てれば早く借金を減らすことが可能になります。

⒊ 金利の高い借金を優先して返済する

複数の会社から借り入れをしている場合は、金利の高い借金を優先して返済するのがお勧めの方法になります。
金利が高い借金を早く減らせば、月々に支払う利息の合計を減らすことが可能になりますので、トータルとして月々に支払う金額を減らせます。

⒋ 繰り上げ返済を利用する

繰り上げ返済とは、毎月の返済額とは別に借金を追加で返済することで、繰り上げ返済分は、そのまま元金に充当されるため、完済までの道筋が見えるようになります。
ボーナスなどの臨時収入があると、つい散財してしまいがちですが、借金の繰り上げ返済に当てることで、完済までのスピードを上げることが出来ます。

⒌ 低金利のおまとめローンを利用する

複数社から借り入れがあってなかなか借金が減らない方は、おまとめローンを利用するのも1つの選択肢になります。
おまとめローンとは、銀行や消費者金融などのサービスの一つであり、複数社からの借り入れを一本化できる商品のことです。
おまとめローンは、通常のカードローンやリボ払いよりも金利が低く設定されている傾向があるため、毎月の返済負担を軽減できます。

借金解決の裏技とも言える債務整理で解決する。

借金の返済が難しくなってきて、生活が圧迫されているような方は、ご自身の借金問題を債務整理で解決することを検討いたしましょう。
債務整理とは、法律の力を使って借金を減額する手続きの総称であり「任意整理」「個人再生」「自己破産」の3種類があります。

本来であれば、借りたお金は当然返さなくてはなりませんが、誰でもやむを得ない事情で予定通りの返済ができなくなる可能性はあります。
そんな借金の返済で苦しんでいる方が、生活を立て直すための救済措置として、債務整理による借金の減額が認められています。

任意整理|債権者と交渉して今後の利息をカットする手続きです。

任意整理とは、弁護士や司法書士などの専門家を通じて各債権者と直接交渉し、借金にかかる利息をカットして、月々の返済の負担を減らす手続きになります。
任意整理で利息をカットしてもらった後は、残った元金のみを約3年から5年程度の期間で完済して解決する手続きになります。

任意整理のメリットは、整理する借金の対象を選べるため、整理すると保証人に迷惑がかかる借金や自動車ローンを除外できることや家族や周囲の人に知られず借金問題の解決ができることになります。
逆に任意整理のデメリットは、減額されるのは利息だけのため、借金の総額が大きい方は任意整理後の返済額も大きくなり、返済自体が難しくなることがあります。
ですから、借金の総額が高額になりすぎて任意整理での解決が難しい場合には、次の個人再生での解決がお勧めになります。

個人再生|裁判所を通して借金の総額を5分の1に減額する。

個人再生は、裁判所に申し立てて借金の総額に応じて、約5分の1か100万円の高い金額まで減額して、その減額した借金を約3年程度で完済して解決する手続きです。

仮にご自身に400万円の借金がある場合の個人再生のシミュレーションをしてみましょう。
まず、今まで通りの返済では月々の返済額は約9万5千円になり、完済までに支払う利息の合計は約171万円になります。
これを個人再生すると月々の返済額は約2万8千円まで大幅に減額され、完済までの利息の合計はゼロ円になりますので、個人再生の借金減額の凄さがよく理解できると思います。
借金の総額が大きく、任意整理では月々の返済が難しい方は、個人再生でご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。

個人再生の1番のメリットは、借金の総額を大幅に圧縮できることになります。
また、住宅ローンがある方は、住宅ローン特則によってローン返済中の持ち家を手元に残せるということも大きなメリットになります。

個人再生のデメリットは、すべての債務が手続きの対象となるため、保証人がついている借金は、保証人が請求を受けてしまうこと、また自動車ローン返済中の自動車などはローン会社に引き揚げられる可能性が高いことなどが挙げられます。
なお、個人再生の手続きの条件が安定した収入があることになりますので、安定した収入がないなどで、継続して返済できないという方は、次で解説する自己破産の手続きがベストな選択になります。

自己破産|裁判所を通して借金の返済義務をゼロにする。

自己破産とは、裁判所に申し立てて、すべての借金の返済義務をゼロにできますので、借金の返済でどうにもならない状況から、人生を再スタートできる手続きになります。

自己破産のメリットは、当たり前ですが、すべての借金が帳消しになることです。
また、スマホやパソコンなどはそのまま利用できますので、世間で思われているほどデメリットがないことも逆にメリットになります。

自己破産の最大のデメリットは、ご自身が所有している高額な財産はすべて処分の対象になることです。
また、保険外交員や警備員などの一部の職業や宅建士、弁護士、税理士などの資格者は、自己破産の手続き中はその仕事ができなくなるというのもデメリットになります。
自己破産は、今後も返済できないという人向けの手続きですが、借金が少額な方や安定した収入があるという人は、まず任意整理から検討いたしましょう。

借金を減額できる債務整理のデメリットとは

ここで紹介した3種類ある債務整理のいずれを選んだ場合でも、手続き後一定の期間は新たなクレジットカードやローンのご利用が難しくなります。
債務整理をすると、個人の借金に関する情報を管理している「信用情報機関」という会社の情報に事故情報が登録されてしまいます。
クレジットカード会社や金融機関などは、クレジットカードやローンの審査の際に信用情報機関の情報を閲覧する権限を持っているため、事故情報があると審査に通ることが難しくなります。

このように、借金に関する事故情報が信用情報機関に記録されている状態のことを、ブラックリストに載っている状態と呼びます。
ただし、借金の返済を3ヶ月以上滞納してしまうと、債務整理と同じように事故情報が登録されますし、滞納してから何もしないと、永遠にブラックリストから削除されることはありませんので、債務整理したとしてもご自身の借金問題を解決された方が最終的に早くブラックリストから削除される可能性が高いと思います。

それでは、今回のブログ「借金を減らす裏技はある?自力返済と債務整理はどっちが正解?」というテーマについての解説は以上となります。

また、当サイトを運営する司法書士法人ホワイトリーガルでは、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるかの「借金減額無料診断」も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

カワウソ竹千代

借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。

久我山左近

それでは、司法書士の久我山左近でした。

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