こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
リボ払いの残額がいつまで経ってもまったく減らないよ〜!
クレジットカードのリボ払いは、利息が高くて返済が長期化しやすい危険な支払い方法なんじゃ!
いつまでも終わらないリボ払いを解決する方法ってないのかな?
終わらないリボ払いを解決するには、任意整理の手続きがお勧めなんじゃ!
じゃあ、リボ払いを任意整理で解決する方法について教えて欲しいな!
了解じゃ!今回は、終わらないリボ払いの支払いを任意整理で解決する方法についてわしが詳しく解説するぞ!
今回のブログでは、終わらないリボ払いに支払いを任意整理で解決する方法について司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
今回の記事を読むと、リボ払いと任意整理についての正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください!
お友達登録するだけで借金がいくら減額できるかわかる!借金減額LINE診断!
クレジットカードのリボ払いは、いつまでも終わらない危険な支払い方法!
借金にもいろいろな形があり、一般的なローン契約からカードローン、キャッシング、リボ払いなどがありますが、その中でも1番危険な支払い方法がリボ払いになります。
クレジットカードのリボ払いを初めて利用してみると、いくら買い物をしても返済額が少なく、なんて便利なんだと感じますが、クレジットカードの限度額まで利用してしまうと、その後はいくら返済をしてもクレジットカードの利用残高がまったく減らないということに気が付きます!
そこで、今回の記事では、クレジットカードのリボ払いを任意整理で解決する方法について、司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
リボ払いを任意整理すべき理由を解説します。
任意整理は、一般的に債務整理とも言われていて、弁護士または司法書士が相手の業者と話し合って、今後の利息をカットして、月々の支払いの負担を軽くする手続きになります。
任意整理の例を挙げますと、ご自身に200万円のリボ払いがある場合のシミュレーションで3年で返済する場合の月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計は約50万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約3万3千円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理での借金の減額効果がよく理解できると思います。
任意整理の手続きを少し理解したところで、ここからはリボ払いを任意整理するべき理由を解説いたします。
リボ払いは返済期間が長期になりやすい。
まず、クレジットカードのリボ払いは返済期間が長期になりやすい傾向があります。
クレジットカードのリボ払いは、1度カードの限度額まで利用してしまうと、毎月の返済を行なっても利用できるカードの枠は1、2万円程度になり、空いた利用枠を使ってしまうと、何年経ってもリボ払いの残高はまったく減らないことになります。
月々の返済の半分以上が利息で元本が減りません。
クレジットカードのリボ払いの返済期間が長期化するのには、もう1つ大きな理由があります。
実は、毎月の返済額の半分以上が利息に充てられますので、クレジットカードの残債がなかなか減らない原因になります。
ここでは利息と書いていますが、正確にはリボ払いの場合は手数料と呼ばれ、その実質の利率は15%以上と驚くほど高いことが挙げられます。
このように、リボ払いは長期に渡って返済を続けさせるような仕組みがしっかりと作られています。
また、このリボ払いは低所得層にどのように利息を支払わせるかをカード会社が考え抜いて作られたシステムです。
なお、その仕組みがよく理解できている富裕層の人たちは、リボ払いを避けて、翌月一括でしかクレジットカードを利用しません。
リボ払いを任意整理するメリットを詳しく解説します。
任意整理の手続きでは、弁護士または司法書士がご自身の代理人になり、相手の債権者と交渉して、手続き後の利息をカットしてもらい、月々の返済の負担を軽くする手続きになります。
クレジットカードのリボ払いの1番のデメリットは驚くほど高い手数料(利率)だという話しをいたしましたが、任意整理の手続きをすると、その高額な手数料(利率)をゼロにすることができます。
リボ払いを任意整理した場合のシミュレーションの例を挙げますと、ご自身に200万円のリボ払いがある場合のシミュレーションで3年で返済する場合の月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計は約50万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約3万3千円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理での借金の減額効果がよく理解できると思います。
なお、これは3年という期間で完済した場合のシミュレーションになりますので、それよりも長期でリボ払いの返済を続けている方は、任意整理の手続きで、さらに大きく返済総額を減額する恩恵が受けられます。
任意整理をする大きなメリットのひとつは、手続き後約3年から5年で、必ず完済ができることです。
いくら返済を続けても、まったく終わりが見えなかったリボ払いですが、任意整理後はしっかりと完済への筋道が見えるようになります。
もう一つの任意整理のメリットは、各債権者からの督促が止まることです。
リボ払いの支払いが遅れると、すぐにクレジットカード会社から電話での督促が入ることになりますが、任意整理を弁護士または司法書士に依頼した後は、ご自身に対する督促は法律で禁止されていますので、督促がなくなったことで、ご自身の精神的な負担はかなり軽くなると思います。
リボ払いを任意整理するデメリットを解説します。
ここからは、リボ払いを任意整理するデメリットを解説いたします。
ブラックリストに登録されて5年程度新たなクレジットカードの利用ができません。
ブラックリストとは、信用情報機関に、任意整理したという事故情報が登録されて、新たな借り入れができない状態をいいます。
なお、リボ払いの支払いを3ヶ月以上遅れてしまうと、同じようにブラックリストに登録されてしまうので、リボ払いの支払いをよく遅れている方は、この部分は大きなデメリットにはならないかもしれません。
もちろんですが、任意整理の手続きをするクレジットカードは、その後利用することが出来なくなります。
減額された金額はスケジュール通りに返済する必要があります。
任意整理の手続き後は、利息はカットすることが出来ますが、残った元金は3年から5年で返済することになります。
任意整理後の返済スケジュールは、基本的に必ず守る必要があり、もし2度遅れてしまうと和解契約が白紙になってしまい、一括で返済することになりますので、十分に注意いたしましょう!
リボ払いを任意整理すべきかどうかの判断基準を解説します。
それでは、ここからはリボ払いで任意整理すべき判断基準について解説いたします。
リボ払いの返済を3年以上している方
前にリボ払いは、返済期間が長くなりやすいとの解説をいたしましたが、すでに3年以上返済が続いていて、まだリボ払いの残債が残っていれば、それは任意整理で解決するのがベストな選択になります。
リボ払いを3年間も続けていれば、かなりの利息を支払っていますので、任意整理の手続きでも長期分割で月々の負担が少なくなる好条件での和解契約が可能になります。
リボ払いの限度額に達している方
クレジットカードが限度額に達するまでは、とても便利に感じたリボ払いですが、限度額に達した瞬間に、永遠に続くような毎月のリボ払い返済地獄が始まります。
クレジットカードのリボ払いが限度額に達していて、毎月の支払いをしても、ほとんどカードが利用が出来ない方も、任意整理での解決がベストな選択になります。
支払い後にまたリボの枠で買い物をされている方
最後が、リボ払いの解決に向けて1番難しい状況が、毎月の返済を行なった後で、利用できるようになったカードの少しの枠で、またショッピングなどを利用してしまうようになったケースです。
返済後に空いた利用枠を使ってしまうと、何年経ってもリボ払いの残高はまったく減らないことになりますので、この場合は任意整理での解決がやはりベストな選択になります。
それでは、今回のブログ「いつまでも終わらないリボ払いには任意整理での解決がお勧めです!」というテーマについての解説は以上となります。
また、当サイトを運営する司法書士法人ホワイトリーガルでは、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるかの「借金減額無料診断」も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。
それでは、司法書士の久我山左近でした。