リボ払い300万円を完済するにはどれくらいの年収が必要なの?

司法書士法人ホワイトリーガル

こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

カワウソ竹千代

ずっと利用を続けていて、リボ払いで300万円借金があるんだけどそれってヤバいのかな?

久我山左近

リボ払いの残高が300万円とは、かなり多いのう!

カワウソ竹千代

もう3年ぐらい返済してるのに、リボ払いの残債がまったく減らないような気がするんだけど…

久我山左近

そんな状態がずっと続いているのであれば、債務整理での解決がお勧めなんじゃ!

クレジットカードはとても便利ですが、よく考えずにリボ払いに設定していると、いつの間にか借金が大きく膨れ上がっていることがあります。
リボ払いは、手数料が高く、いつまで返済しても残債が減らず、いつの間にかご自身の生活に大きな影響が出てしまうことがあります。

今回のブログでは、仮に300万円のリボ払いの借金がある場合について、どんな解決策があるのかを司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
ぜひ、今回の記事を読んでいただき、リボ払いの解決方法に関する基本的な知識を身に付けていただきたいと思います。

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目次

リボ払いの残高が300万円の場合は債務整理での解決がお勧めです!

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リボ払いの残高が300万円まで膨らんでしまうと、仮に月に7万円返済しても、そのうちの3万円程度は手数料として取られてしまいます。
また、300万円のリボ払いを毎月7万円で返済した場合の総支払額は約430万円にまで膨らむことになります。

リボ払い300万円を完済するにはどれくらいの年収が必要なの?

まず、300万円のリボ払いの残高がある時に、毎月7万円を返済するとどのくらいで返し終わるか考えてみましょう。
毎月7万円返済したとき、リボ払いの返済が終わるまでに5年以上の期間が必要になります。
また、リボ払いの残高が300万円なのに支払う金額の総額はなんと430万円以上にもなってしまいます。

次に、この毎月7万円の返済をするには、いくらの収入が必要なのでしょうか?
年収1千万円の方の月収は80万円程度になりますが、実際の手取りになると60万円前後になります。
このぐらいの収入があれば、月々7万円の返済は可能だと判断出来ますが、現実的にはこのぐらいの収入がある方は、そもそもクレジットカードのリボ払いは利用いたしません。
なお、毎月7万円の返済が現実的に可能な毎月の手取り額は30万円前後になります。

リボ払いを利用させる狙いは、収入が少ない方に対して、どのように高い利息を支払わせるかを考えて作られたシステムです。
クレジットカードのリボ払いを利用し始めると、いろいろと買い物をしても毎月の支払額が変わらずになんて便利なんだと思いますが、1度クレジットカードの限度額まで利用してしまうと、その後は新たな買い物はほとんど出来ずに、ずっと利息を支払い続けるといったリボ払い地獄が待っています。
特に、今回のようにリボ払いの残債が300万円にもなってしまうと、一括での返済は現実的ではありませんし、ご自身での解決はほとんど無理と言ってもいい状況になります。

300万円のリボ払い残高が減らない理由を解説します。

リボ払いは、支払いの残高にもよりますが、基本的には毎月一定額の金額を返済していくシステムになります。
最初は毎月の支払い額が少ないこともあり、とても便利に感じたリボ払いですが、その支払い額が少ないことで、リボ払いはとても完済が難しくなります。

限度額が300万円のリボ払いであれば、毎月50万円のショッピングを楽しんでも月の返済は3万円程度の支払いで済むことになります。
そのままリボ払いの利用し続けて、限度額の300万円まで利用してしまうと、今度はショッピングが出来なくなる代わりに、月々7万円前後の分割返済が始まります。
この月々7万円の支払いをするだけでも厳しいのですが、多くのリボ払いの利用者は支払った後の利用枠を使ってまた買い物をしてしまいます。
こうなってしまうと、永久にリボ払いの利息を支払い続けることになってしまいますし、何年経ってもリボ払いの残高が減らないというリボ払い地獄に陥るということになります。
また、気楽に利用できるリボ払いの実質の利息は、多くの消費者金融業者の利息と同じだということが、さらにリボ払いで残債が減らない大きな要因になります。

300万円のリボ払いは債務整理での解決を検討する。

リボ払い300万円の支払いがずっと続いているようであれば、債務整理での解決を考えた方が現実的と言えます。

まず、ご自身に300万円のリボ払いがある場合のシミュレーションで5年で返済する場合の月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計は約130万円にもなります。
リボ払いの残高が300万円まで膨らんでしまうと、仮に月に7万円返済しても、そのうちの3万円程度は手数料として取られてしまいます。
また、300万円のリボ払いを毎月7万円で返済した場合の総支払額は約430万円にまで膨らむことになります。

この現在のリボ払いのシミュレーションを踏まえた上で、それぞれの債務整理での解決について解説いたします。

任意整理での解決を検討する。

任意整理とは、ご自身の代理人になった弁護士または司法書士が、相手の借入業者と直接交渉して、将来の利息をカットして、毎月の返済額の負担を減らす方法になります。

リボ払いを任意整理した場合のシミュレーションの例を挙げますと、ご自身に300万円のリボ払いがある場合のシミュレーションで5年で返済する場合の月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計は約130万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約5万円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理での借金の減額効果がよく理解できると思います。

また、任意整理を弁護士または司法書士に依頼すると、今までの毎月のリボ払いの支払いとクレジットカード会社からの督促をストップできますので、精神的なご負担はかなり軽くなると思います。

個人再生での解決を検討する。

個人再生は裁判所に申し立てて、現在300万円あるリボ払いの残債を100万円まで減額することが可能な手続きになります。

リボ払いを任意整理した場合のシミュレーションの例を挙げますと、ご自身に300万円のリボ払いがある場合のシミュレーションで5年で返済する場合の月々の返済額は約7万円になり、完済までに支払う利息の合計は約130万円にもなります。
これを個人再生すると月々の返済額は約2万8千円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、個人再生での借金の減額効果がよく理解できると思います。

自己破産での解決を検討する。

自己破産とは、裁判所の判断で借金の返済義務をなくしてしまう債務整理の中で一番強力な解決方法になります。
もし、失業や離婚といったご自身の収入に大きな変化があった場合には、自己破産での解決も1つの選択肢になります。
ただし、自己破産の場合はリボ払いの残債がゼロになる代わりに、ご自身が所有している価値がある財産は処分の対象になりますので、その点を踏まえた上で自己破産での解決を検討いたしましょう。

それでは、今回のブログ「リボ払い300万円を完済するにはどれくらいの年収が必要なの?」というテーマについての解説は以上となります。

また、当サイトを運営する司法書士法人ホワイトリーガルでは、いつでも借金のお悩みの無料相談をおこなっています。
また、ご自身の借金の月々の返済がどれぐらい減額できるかの「借金減額無料診断」も随時受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

カワウソ竹千代

借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。

久我山左近

それでは、司法書士の久我山左近でした。

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