こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆者している司法書士の久我山左近です。
借金が今月末のクレジットカードの支払いが出来そうもないんだよ!
それは辛いのう!それで、返済できるあてはあるのか?
あてはないよ〜!リボ払いの残高も一向に減らないし!
返済が難しければ、債務整理で解決するのがいいよ思うぞ!
でも、債務整理をすると、しばらくクレジットカードが利用できなくなるんでしょ?
確かにそうじゃが、最近はそれに変わる対処法がたくさんあるぞ!
じゃあ、その対処法を詳しく聞かせてよ!
了解じゃ!今回の記事では、債務整理後のクレジットカードがない不便さの解消方法を紹介するぞ!
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債務整理後のクレジットカードがない不便さの解消方法を紹介します!
クレジットカードの支払いの滞納は債務整理で解決できます。
クレジットカードの通常の利用分、キャッシング枠、リボ払いなど、すべてのご利用分は債務整理の手続きで解決することが可能です。
債務整理には以下の3種類の解決方法があります。
任意整理 | 各債権者と直接交渉して今後の利息をカットしてもらう |
個人再生 | 裁判所に申し立てをして借金を約5分の1まで減額する |
自己破産 | 裁判所に申し立てをしてすべての借金を帳消しにする |
債務整理をしたことによるクレジットカードへの影響を解説
クレジットカードの支払いを滞納してしまって、ご自身の生活が厳しくなった時の解決方法として、債務整理はとても有効な手続きになります。
ただ、債務整理をすると、これまで通りクレジットカードは利用することが出来なくなります。
債務整理をしたことによるクレジットカードへの影響は以下の通りになります。
- 債務整理の対象になったクレジットカードは即日利用出来なくなります。
- クレジットカードに付随しているETCカードや家族カードも利用出来なくなります。
- クレジットカードに貯まっていたポイントは失効します。
- 新規のクレジットカードを契約は難しくなります。
クレジットカードが作れない場合の対処法
やっぱり、クレジットカードがないと不便じゃないのかな?
いやいや、最近はクレジットカードがなくても、それほど困らないんじゃ!ここからは便利なアイテムをいろいろと紹介するぞ!
デビットカードやプリペイドカードで代用する
まず、クレジットカードが作れない時の対処法としては、デビットカードやプリペイドカードで代用するのがベストな方法になります!
債務整理や滞納などで、ご自身ではクレジットカードを持てない人でも、デビットカードやプリペイドカードだったらいつでも発行することが出来ます。
デビットカード | 支払い分が銀行口座から直接引き落とされるカード |
プリペイドカード | 事前にチャージした金額の範囲内で支払いを行うカード |
どちらも、ご自身が持っているお金の範囲内でしか使えないという制限はありますが、逆に使いすぎるというデメリットはありません。
また、デビットカードもプリペイドカードもVISAなどが付いていれば、ネットショッピングなどにも利用することが出来ますので、クレジットカードの代わりとしても十分に機能いたします。
家族カードを利用する
債務整理や滞納などで、ご自身ではクレジットカードを持てない人でも、家族カードだったら持つことが出来ます。
なお、家族カードとはクレジットカードを契約している人が、ご自身の家族が利用するための2枚目に発行されたカードになります。
家族カードを作る際に審査されるのは、本契約者である家族の方なので、債務整理や滞納の影響で審査に通らない人でも家族カードなら持てることになります。
ただし、カードのお支払いについては契約者である家族になりますので、家族カードを使い過ぎて喧嘩にならないように注意いたしましょう。
ETCパーソナルカードを使えば、ETCは利用可能です。
クレジットカードが作れないと、ETCが使えないと思っている人も多いけど、実はそんなことはありません。
ETCパーソナルカードを使えば、クレジットカードがなくてもETCを利用することは可能です。
なお、ETCパーソナルカードとは、クレジットカードを持っていない人でもETCが使えるように、東日本高速道路株式会社や首都高速道路株式会社などの6社が共同で発行しているETCカードになります。
ETCパーソナルカードは、デポジット型カードという方式をとっていて、事前に預けた金額に応じて利用額が制限されますが、クレジットカードと違って、預金残高以上に利用する心配がないのもメリットになります。
クレジットカードが原因で返済を滞納しないように注意すること
確かに、クリジットカードがなくても普通に生活は出来るんだね!
ただ、繰り返さないためにもクレジットカードの利用で注意すべきことを解説するぞ!
まず、一番大切なことが、なるべくクレジットカードを使わないことです。
一度、返済が出来なくなって債務整理をしていたら、クレジットカードの使い過ぎで辛い目にあうかは十分わかっていると思います。
ですから、大きな買い物をしたい時も現金を貯めて、一括払いで購入できるようにいたしましょう。
ご自身の収入と相談しらがら、本当に必要な時だけクレジットカードを使うように気をつければ、また返済に苦しむようなこともなくなるはずです。
次が1番陥りやすいところですが、クレジットカードのリボ払いが原因で債務整理をする人はとても多くいらっしゃいます。
リボ払いは毎月の支払い分のほとんどが利息に充てられていて、元金がなかなか減らない仕組みになっていますので、クレジットカードの支払い方法に、リボ払いだけは絶対に避けるようにいたしましょう!
クレジットカードの利用し過ぎのまとめ
- クレジットカードの借金を債務整理すると、5年から7年間は新たなカードが作れない可能性が高くなります。
- デビットカードやプリペイドカードなどで、クレジットカードの代用は問題なく可能です。
- 最近では、クレジットカードがなくてもETCカードは作ることが可能です。
- 新たに、クレジットカードを利用する場合は、リボ払いだけは絶対に避けるようにいたしましょう!
ここまでで、今回のブログ「債務整理後はクレジットカードが使えない!その対処法を解説します!」の記事の解説は以上になります。
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それでは、司法書士の久我山左近でした。