こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
借りているマンションの家賃を滞納しちゃってるんだけど、このまま滞納すると、どうなるのかな?
家賃を3ヶ月上滞納すると、基本的に賃貸契約は解除になるので、退去する必要があるんじゃ!
そうなんだ!でも滞納した家賃を一括で支払うことは難しいんだけど、どうしたらいいのかな?
滞納した家賃に関しては、基本的に分割で支払うことは可能なんじゃ!
ここでは、家賃を滞納した場合に何が起こるのかを詳しく解説するぞ!
今回のブログでは、家賃の滞納を続けた場合にどうなるのか?また滞納家賃を支払うための条件についても司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
ぜひ、今回の記事を読んでいただき、過払い金の請求とブラックリストの関係に関する基本的な知識を身に付けていただきたいと思います。
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滞納家賃は債務整理で解決できる!司法書士が詳しく解説します!
家賃の滞納が続くと、滞納した家賃の支払いと退去を求める裁判を起こされる可能性があります。
ここからは家賃を滞納してから退去までの流れを司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
家賃を滞納してから退去までの流れを詳しく解説します。
家賃を滞納してから裁判による強制退去までは、以下のような流れで進んでいきます。
- 電話や書面、訪問により督促を受けます。
- 保証会社が滞納家賃を代位弁済します。
- 契約解除通知が送られてきます。
- 明け渡し請求、家賃の支払い訴訟が行われます。
- 強制退去を命じられます。
⒈ 電話や書面、訪問により督促を受けます。
家賃の引き落としや振り込みが間に合わずに滞納が発生すると、大家さんまたは管理会社から電話や手紙で督促を受けます。
また、督促の電話やメールを無視していると、直接訪問してきて滞納分を支払うようにお願いされる可能性もあります。
⒉ 保証会社が滞納家賃を代位弁済します。
滞納した家賃に関しては、賃貸保証の会社が本人に代わって支払うことになりますので、その家賃保証の会社から繰り返し電話やメールなどで督促を受けることになります。
⒊ 契約解除通知が送られてきます。
家賃の滞納が3ヶ月以上になると、契約解除通知が送られてくるケースが多くあり、契約解除通知は内容証明郵便という裁判の証拠にも使える特殊な郵送方法で送られてくるのが一般的になります。
また、滞納した家賃の代位弁済した賃貸保証の会社からも内容証明郵便などで滞納家賃を支払うように請求を受けます。
⒋ 明け渡し請求、家賃の支払い訴訟が行われます。
契約解除通知を受け取って以降も未払い分を支払わず、また大家や保証会社からの連絡も無視をしていると、いよいよ裁判の申し立てが行われます。
⒌ 強制退去を命じられます。
家賃滞納の裁判においては、滞納している側が明らかな契約違反をしているため、裁判が進行するとほぼ確実に滞納側が負けてしまいます。
なお判決が出たあとは、裁判所から立ち退きの催告状が届き、1ヶ月以内には立ち退きをするように催促されることになります。
また、裁判所からの催告状に記載されている期日までに自主的に立ち退きをしなかった場合には、執行官による強制退去が行なわれます。
滞納した家賃の支払い方法を詳しく解説します。
家賃を滞納しても立ち退かない場合の強制的な立ち退きについては、裁判所を通して行われますが、滞納家賃に関する支払いは、滞納家賃を本人に代わりに支払っている賃貸保証の会社とのやり取りになります。
一般的には、滞納した家賃を一括で支払えるケースは少ないので、滞納家賃は分割での支払いを保証会社と話し合うことになります。
家賃保証の会社から、すでに裁判をされている場合は裁判上で和解をするケースが多く、まだ裁判に至ってない場合は任意整理という債務整理の手続きで、今後の分割払いの話し合いをすることになります。
どちらも弁護士または司法書士に依頼して、相手の保証会社と話し合いをして、滞納家賃の支払いに関する分割契約を締結することになります。
なお、滞納家賃が大きくなって分割での返済すら難しい場合には、その他の借金も含めてすべての返済義務を帳消しにする自己破産での解決という選択肢もあります。
それでは、今回のブログ「家賃の滞納を続けるとどうなるのか?また滞納家賃は分割で支払える?」というテーマについての解説は以上となります。
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それでは、司法書士の久我山左近でした。