任意整理の依頼先は、何を基準に決めればいいのか？裏事情も解説！

こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆する司法書士の久我山左近です。

今回のブログでは、最近の任意整理の費用について、また各事務所の任意整理の費用を決める裏事情についても司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
今回の記事を読むと、任意整理に関する正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください！

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各事務所が任意整理の費用を決める裏事情について詳しく解説します。

任意整理は、手続き後の利息がカットされて、月々の返済額が減って完済までの道筋がはっきりと見えるとてもメリットがある手続きです。
また、任意整理を弁護士または司法書士に依頼すると、その依頼後は今までの毎月の返済と債権者からの厳しい督促をすぐにストップすることが出来ます。

また、任意整理の手続きの例を挙げますと、ご自身に２００万円の借金がある場合のシミュレーションで３年で返済する場合の月々の返済額は約７万円になり、完済までに支払う利息の合計は約５０万円にもなります。
これを任意整理すると月々の返済額は約３万３千円まで減額され、完済までに支払う利息の合計はもちろんゼロ円になりますので、任意整理での借金の減額効果がよく理解できると思います。

任意整理の依頼は弁護士事務所？司法書士事務所？

さて、その任意整理の手続きは、弁護士事務所と司法書士事務所のどちらに依頼した方がいいでしょうか？
司法書士には扱える案件に制限があり、借入金額が１４０万円以下のケースになりますので、借入先の中に１４０万円以上の債権者がある場合は、弁護士事務所の方がいいかもしれません。
ただ、任意整理を多く取り扱っている司法書士事務所であれば提携の弁護士事務所がありますので、１４０万円を超えている案件が入っていても、それほどご不便をかけることはないかもしれません。

なお、弁護士事務所に任意整理を依頼するより、司法書士事務所に任意整理する方が、手続き費用が安いとインターネットなどでは書いてありますが、基本的にそんなことはありません。
弁護士事務所でも任意整理の手続き費用が安い事務所もありますし、司法書士事務所でも任意整理の手続き費用が高い事務所は多くあります。

任意整理の依頼は多くの案件を扱っている事務所がベストです！

まず、司法書士事務所のメインの仕事は、不動産登記になりますので、実は多くの司法書士事務所は任意整理の手続きを受けていません。
もし、間違って任意整理を受けていない司法書士事務所に、任意整理をお願いしてしまうと、ある意味悲劇と言ってもいいかもしれません。
任意整理をお願いするのは、債務整理をメインの業務にしている司法書士事務所に依頼することがマストになります。

次に弁護士事務所ですが、任意整理を扱ってないという事務所はありませんので、任意整理を依頼することで大きなトラブルに繋がることは少ないですが、債務整理をメインとしている弁護士事務所と比較してしまうと、任意整理での和解条件などは、少し条件が悪くなることがあるかもしれません。

ここでの結論になりますが、司法書士事務所でも弁護士事務所でも、多くの任意整理案件をこなしている事務所の方が任意整理の手続きがスムーズですし、任意整理での和解条件はいい結果に繋がりやすいと思います。
任意整理は、相手の業者によって和解がNGなケースや和解条件が厳しいケースがありますが、任意整理をあまり扱っていない事務所だと、そういった情報がありませんので、予想外に高い返済額での和解になるといったリスクがあります。

問題は任意整理の費用が違うことが問題点です！

債務整理をメインにしている事務所であれば、弁護士事務所でも司法書士事務所でもどちらでもかまいませんが、任意整理を依頼する時の問題点はここからになります。

任意整理の手続きを弁護士や司法書士に依頼する１番の問題点は、依頼する時の手続き費用がまったく違うということです。
任意整理の手続き費用は、１社あたり４万円程度という最低金額はありますが、最近では借入金額に対していくらの費用というように、借入金額に応じて費用を決めている事務所が多くなっています。
例えば１００万円の借金を任意整理する場合、１社あたり４万円の事務所と１００万円に対して１０万円の費用がかかる事務所だと、同じ手続きなの任意整理の費用は２倍以上かかるということになります。

任意整理の費用が違う根拠を久我山左近が解説します！

まず、任意整理の費用に関しては、高額な広告費をかけている大手の弁護士事務所や司法書士事務所が費用が高い傾向にあります。
当たり前ですが、高い広告費をかけている事務所は、それを踏まえて任意整理の費用を設定する必要があるため、どうしても高額な料金設定になってしまいます。
なお、司法書士法人ホワイトリーガルの代表はWEB集客の専門家なので、広告代理店に頼らずに集客することが可能なので、任意整理の費用を安く設定することが出来るのです！

特に、インスタグラムやYoutube動画で広告の見かける事務所は、さらに大量の広告を出稿していることが多く広告代理店に支払う広告費が高いので、任意整理の手続き費用がさらに高い傾向があります。
結論になりますが、任意整理の手続きを依頼する際は、必ず事前に任意整理の費用の総額を聞く必要があります。
その時は、必ず他に費用がかからないかの確認もされた方がいいでしょう！
そして、もう１つだけ重要なポイントで、債務整理の広告主が弁護士事務所や司法書士事務所ではなく「会社」要するに広告代理店になっている場合は、広告代理店への広告代の支払いが高額になり、確実に任意整理の費用が高額になりますので、ここも大きなチェックポイントになります！

インターネットを見ても、こうした各法律事務所が料金設定する際の裏事情は載っていないと思いますが、もし任意整理の検討する際には、この記事を思い出していただければと思います。

それでは、今回のブログ「任意整理の依頼先は、何を基準に決めればいいのか？専門家が解説！」というテーマについての解説は以上となります。

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