こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆者している司法書士の久我山左近です。
お父さんが亡くなったんだけど、不動産や預金などの財産もないし、自宅にカード会社や消費者金融から督促のハガキが届いたんだ!
相続で価値ある財産がなく、もし借金が残っているのならば、相続放棄の手続きを取った方がいいぞ!
その相続放棄の手続きを取ると、相続した借金は支払わなくてもいいのかな?
相続放棄をすると、プラスの財産を相続しなくなるんじゃが、借金などのマイナスの財産も相続しなくても良くなるんじゃ!
今回の記事では、相続放棄の手続きの流れについて、また申し立てに必要な書類についても、司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
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相続放棄の必要書類と相続放棄の手続きの流れを詳しく解説します!
ここからは、まず相続放棄の手続きの流れについて詳しく解説いたします。
相続放棄の手続きの流れになります。
まず、相続放棄の手続きの流れを教えて欲しいんだ!
ここからは裁判所へ申し立てる相続放棄の手続きの流れを解説するぞ!
- 相続放棄するかを検討します。(相続財産の調査を含む)
ご自身が相続する財産の内容を調査した上で、相続放棄するかどうかを検討いたします。 - 相続放棄の費用などを確認します。
事前に相続放棄に必要な費用を確認いたしましょう。 - 相続放棄に必要な書類を集めます。
相続人の戸籍謄本や遺産分割協議書など、相続放棄に必要な書類を集めます。 - 相続放棄の申請書などを作成します。
家庭裁判所に提出する相続放棄の申請書を作成します。 - 家庭裁判所に申し立てを行います。
相続放棄の申請書や必要書類を家庭裁判所に提出いたします。相続放棄の手続きは郵送でも可能です。 - 相続放棄の効力が発生します。
家庭裁判所での手続きが終わると、相続放棄の効力が発生し、相続人としての権利や義務から解放されます。
相続放棄の手続きに必要な書類を解説します。
相続放棄の手続きで必要な書類は、必須なものと状況によって必要なものとに分かれます。
◯必須の書類
書類名 | 入手先 |
相続放棄申述書 | 各家庭裁判所の窓口またはこちら |
故人の住民票除票(戸籍附票でも可) | 故人が最後に住んでいた居住地を管轄する市町村役場 |
申立人の戸籍謄本 | 本籍地のある市町村役場 |
◯状況によって必要な書類
法定相続人 | 必要な書類 | 入手先 |
配偶者または子 | 被相続人の除籍・改製原戸籍謄本 | 故人の本籍地がある市町村役場 |
代襲者(孫) | 上記の書類と、親(故人)の除籍・改製原戸籍謄本 | 上記に同じ |
兄弟姉妹 | ・被相続人の全ての戸籍謄本 ・第1順位(故人)の全ての戸籍謄本 ・第2順位(故人)の全ての戸籍謄本 | 上記に同じ |
甥・姪 | 上記の書類と、親(故人)の除籍・改製原戸籍謄本 | 上記に同じ |
手続きに必要な費用について
相続放棄にかかる費用には、個人差がありますが、最低限必要なのは以下になります。
- 戸籍謄本等の取得代
- 収入印紙代
- 郵便切手代
の3点で、費用の相場は4千円前後になります。(費用は取得する書類の種類や数によって異なります)
もし、弁護士や司法書士に依頼した場合は、その分費用が上乗せされます(費用相場は約5万円から10万円前後)
相続放棄に関しては、ご自身でも手続きが可能だとは思いますが、もし不安がありましたら、相続放棄に多くの実績がある当事務所に、ぜひご相談ください。
ここまでで、今回のブログ「相続放棄の手続きの流れと申し立てに必要な書類を詳しく解説します!」の記事の解説は以上になります。
当サイトを運営する司法書士法人ホワイトリーガルでは、相続放棄についての無料相談だけでなく、遺言書作成や家族信託など相続に関連するお悩みについても無料でご相談することができます。
ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用していただきたいと思います。
相続放棄で困ったときは、お気軽に当事務所まで相続放棄のご相談をしてくださいね。
それでは、司法書士の久我山左近でした。