こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆者している司法書士の久我山左近です。
スマホは間違いなく現代の生活必需品の一つであり、スマホなしの生活は想像すらできないと思っている方がほとんどだと言えるでしょう。
例え借金の返済に困っていてもスマホの継続利用ができないのであれば債務整理することは考えられないと思います。また、スマホの継続利用ができたとしても、新しいスマホへの機種変更はできるのでしょうか?
今回の記事では、債務整理後のスマホの機種変更について、できない場合の対処法についても司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。
借金でお悩みの方にとって、今回の記事はとても有益な内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
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債務整理後はスマホの分割契約が難しくなる!その対処法を解説します!
借金の返済を2ヶ月以上延滞したり債務整理の手続きを取ると、信用情報機関に事故情報が登録されますので、しばらくの期間は新たなローンやクレジットカードの利用ができなくなります。スマホ(携帯電話)の分割購入はローン契約になりますので、一定期間の間は審査に通りにくくなります。
個人信用情報に事故情報が掲載されると分割購入の審査に通りにくくなります。
債務整理をするとスマホ(携帯電話)本体の分割契約の審査に通らなくなるのは、個人信用情報に事故情報が掲載されることが大きな理由になります。これをブラックリスト「金融ブラックリスト」に載っている状態になります。
また、スマホ(携帯電話)に関してはもう一つのブラックリストが存在します。それを「携帯ブラックリスト」と呼び、大手キャリアで共有されている通信料の滞納があることの事故情報になります。通信料を滞納すると、こちらの携帯ブラックリストに登録されることになります。
スマホ(携帯電話)本体の分割契約は一般的にローン契約になりますので、金融ブラックリストに登録されている方は審査に通るのが難しくなります。もちろん携帯ブラックに登録されていることでさらにスマホ(携帯電話)本体の分割契約に通りにくくなります。
スマホ本体の分割購入ができない場合の対処方法を解説します。
今では、スマホ(携帯電話)は生活になくてはならないものになっています。故障などでスマホ(携帯電話)が使えなくなってしまい、どうしても購入したいというケースも考えられます。
ここまで解説してきたように、金融ブラックリストに登録されている期間は、スマホ(携帯電話)本体の分割での購入は難しくなります。まあ、スマホ本体を一括で購入するのは可能ですが、そんなお金を捻出できるのであれば悩むこともありません。
ここからは債務整理後にスマホの分割払いの審査に通す裏技を解説いたします。
- 10万円以下の機種を申し込むこと
- 携帯利用料金の滞納や延滞をしていないこと
まず、前提条件は通信料を滞納していない「携帯ブラックリスト」に登録されていないことがポイントになります。
次は、スマホ(携帯電話)本体の価格が10万円以下の機種を選ぶことです!スマホの機種代金が10万円以下の場合は「少額店頭販売品」という割賦販売法の例外措置にあたり、通常のローン審査を免れます。審査が簡素化されるため債務整理後でも審査を通過できる可能性が高くなりますあ。
割賦販売法では消費者の利便性を考慮し、支払可能見込額の調査を簡素化できる例外措置を設けており、この中の「少額店頭販売品」に10万円以下の携帯電話も含まれています。
ただし、スマホの本体代が10万円以下なら誰でもOKというわけではありません。少額店頭販売品の例外措置で審査の簡略化が認められるのは、使用する携帯やスマホの利用料金の延滞や滞納をしていない人(携帯ブラックリストじゃない人)のみですので通信料金の延滞がないということも条件になります。
ここまでで、今回のブログ「債務整理後でも本体代が10万円以下ならスマホの分割契約ができる?」のテーマの解説は以上になります。
このページを読んでいただいているということは、ご自身の借金問題を解決しようという前向きな思いが感じられますので、ぜひ当事務所の借金減額無料診断を活用して、ご自身の借金問題を解決するのがベストな選択になります。
借金の返済で困ったときは、お気軽に当事務所まで借金減額のご相談をしてくださいね。
それでは、司法書士の久我山左近でした。