任意整理手続きとは？任意整理は多くのメリットがある債務整理です！

2024年10月1日2024年11月11日

こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。

任意整理の手続きは、弁護士や司法書士がご自身の代理人になり、相手の貸金業者と直接交渉して今後の利息をカットし、月々の返済額を減額することで借金を完済し解決する手続きになります。

任意整理は、いくつかある債務整理の手続きの中でも１番ポピュラーな手続きで、費用も１番低額になりますし、手続き完了までの期間も１番短くなります。
任意整理はその他の債務整理よりデメリットが少ないことが１番の特徴になります。

今回のブログでは、任意整理の手続きの特徴とメリットについて借金問題に詳しい司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。
今回の記事を読むと、任意整理の手続きの特徴とメリットの正しい知識が身に付きますので、ぜひ最後までお読みください！

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任意整理の手続きの特徴とメリットとは？司法書士が詳しく解説します！

借金の返済に困ったときは、まず最初に任意整理の手続きを検討し、もし任意整理での解決が難しい場合には個人再生と自己破産を検討いたします。
他の債務整理の個人再生や自己破産と比べても任意整理の手続きにはデメリットがありませんので、今回のブログでは任意整理の特徴とメリットについて、司法書士の久我山左近がわかりやすく解説いたします。

任意整理の特徴とメリットを解説します。

任意整理の手続きは、弁護士や司法書士がご自身の代理人になり、相手の貸金業者と直接交渉して今後の利息をカットして月々の返済額を減額してご自身の借金を完済して解決する手続きです。基本的な弁護士や司法書に依頼してしまえばご自身がしなければならないことはほとんどありません。

また、その他の債務整理である個人再生や自己破産と比較すると手続き費用も低額になりますし、手続きが完了する期間も１番短くなります。

任意整理の手続きの依頼を受けた弁護士や司法書士は、相手の貸金業者に対して「受任通知」を送付します。そして、この受任通知が相手の貸金業者に届いてからは、貸金業者は本人に対して直接電話や書面などでの取り立ては禁止されています。

貸金業者からの催促がなくなりますので、借金を減額した後の返済が始まるまでの期間は今までの返済もストップすることができます。この返済を止めた期間でご自身の生活を十分に立て直すことができます。

ここで、任意整理でどれぐらいの返済額を減額することができるのかをシミュレーションしてみましょう。ご自身に総額が約２００万円の借金がある場合には、月々の返済は約７万円になりますし、完済までの利息は約５０万円になります。これを任意整理すると月々の返済は約３万３千円になり、もちろん理想の合計はゼロ円になります。このシミュレーションを見ても任意整理の減額効果が実感できると思います。

次の任意整理のメリットは、会社や友人だけでなく同居している家族にも知られずにご自身の借金問題を解決できることです。また、任意整理の手続きはとても柔軟性があり、住宅ローンや自動車ローン、保証人が付いている借金を除いて、その他の借金のみを整理することができます。こうすることで住宅や自動車はご自身のお手元に残すことができますし、保証人に迷惑をかけずにご自身の借金問題を解決できます。

次は任意整理のデメリットになりますが、任意整理をすると信用情報機関に事故情報が登録されますので、約５年程度の期間はローンやクレジットカードの利用ができなくなります。ただ、返しては借りるを続けていると永遠に利息を支払い続けることになりますし、ご自身の借金問題はずっと解決できません。実は借金を２カ月以上滞納してしまうと任意整理をしたのと同じように信用情報機関に事故情報が登録されます。

自転車操業を続けて結局はブラックリストに登録されてしまうぐらいなら、速やかに任意整理の手続きでご自身の借金問題を解決し、借金のない安心の生活を取り戻すことが遥かに健全でベストな選択になります。